猫の飼い主さんへ
室内飼養のススメ
「猫は家と外を自由に行き来するもの」というイメージがあるかもしれませんが、猫を放し飼いにすることには様々なリスクが伴います。猫の習性を理解し、適切な飼養環境を整えて、飼い主にとっても猫にとっても快適な「完全室内飼養」を行いましょう。
放し飼いのリスク
- 行方不明
- 交通事故による負傷、死亡
- 他の猫とのケンカ、ウイルス等の感染
- 近隣トラブル(他人の敷地内で排泄したり、車を傷つけたりする)
- 虐待のターゲット
動物由来感染症
動物から人にうつる病気があります。動物には無症状の場合もあるため、飼い猫であっても、口元をなめさせる、食器を共有するなどの過剰なふれあいは控えましょう。
また、動物に咬まれたり、ひっかかれたりした場合は、速やかに適切な処置を受けてください。
病名 | 感染源・経路 | 猫の症状 | 人の症状 | |
---|---|---|---|---|
ウイルス | 重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) |
マダニによる刺咬 感染猫の体液(接触) |
人と同様 | 発熱、嘔吐、下痢、出血症状 致死率6-30% |
細菌 | 猫ひっかき病 (バルトネラ症) |
猫からの咬傷、 ひっかき傷 |
無症状 | 発熱 リンパ節の腫れ |
原虫 | トキソプラズマ病 | 感染猫の糞便(経口) | 子猫ではほとんど死亡 成猫では無症状 |
妊婦の場合、流産を起こすことがある |
ウイルス | |
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病名 | 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) |
感染源・経路 | マダニによる刺咬、感染猫の体液(接触) |
猫の症状 | 人と同様 |
人の症状 | 発熱、嘔吐、下痢、出血症状 致死率6-30% |
細菌 | |
病名 | 猫ひっかき病(バルトネラ症) |
感染源・経路 | 猫からの咬傷、ひっかき傷 |
猫の症状 | 無症状 |
人の症状 | 発熱 リンパ節の腫れ |
原虫 | |
病名 | トキソプラズマ病 |
感染源・経路 | 感染猫の糞便(経口) |
猫の症状 | 子猫ではほとんど死亡 成猫では無症状 |
人の症状 | 妊婦の場合、流産を起こすことがある |
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